管工事施工管理技士の参考書の選び方は?人気があれば大丈夫?

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管工事施工管理技士は、建築業界で働く方ならば取得しておいて損はない資格です。また、会社によっては取得を応援してくれたり、取得すると資格手当がついたりすることもあるでしょう。

そこで、今回は管工事施工管理技士を受験される方必見。参考書の選び方をご紹介します。参考書にも人気、不人気がありますが、人気の参考書を買えば必ず合格できるというわけでもないのです。また、独学で勉強が難しいという方向けにお勧めの勉強法をご紹介します。これから管工事施工管理技士を受験したいという方は必見ですよ。

  1. 管工事施工管理技士とはどんな資格?
  2. 管工事施工管理技士の資格を取得する方法は?
  3. 管工事施工管理技士の参考書の選び方

1.管工事施工管理技士とはどんな資格?

管工事施工管理技士とは、給湯や空調、水道、貯水など配管設備工事全般を管理する専門技術者です。どんな建物でも、人が長時間快適に過ごすためには配管工事は欠かせません。配管工事自体は、無資格でも行えます。しかし配管工事の計画を立てたり安全管理を行ったりするには施工管理技士の資格が必要なのです。

資格には1級と2級があり、1級を取得すれば特定建築業の専任技術者にもなれます。専任技術者とは、新しく建築業の営業所を立ち上げるときに必ず常駐させなければならない技術者のことです。2級でも一般建築業の専任技術者になれますので、取得を奨励する会社も多いでしょう。

管工事施工管理技士とは、配管工事の施工管理や安全管理ができる資格なんですね。
はい。取得しておくとメリットが多い資格です。

2.管工事施工管理技士の資格を取得する方法は?

管工事に限らず、施工管理技士の受験資格を取得するには一定期間の実務経験が必要です。実務経験の期間は2級の方が短く、学歴によって期間が変動します。ですから、自分の学歴と実務経験を確認してみましょう。

また、学歴がなくても実務経験があれば受験できます。そのため、最低でも20代半ばからしか受験できないのです。ほとんどの方は仕事と受験勉強を両立して合格をつかみ取ります。

試験を受けて合格する必要があるんですね。
はい。受験資格も定められているので、よく確認しましょう。

3.管工事施工管理技士の参考書の選び方

管工事施工管理技士は、受験する方が限られています。ですから、独学や通信教材を使って勉強する方がほとんどでしょう。この項では、管工事施工管理技士の参考書の選び方をご紹介します。

3-1.人気の参考書を選べば合格できる?

管工事施工管理技士の参考書は、ほかの資格試験のものに比べると数は少ないです。しかし、その中でも人気の参考書はあるでしょう。参考書の人気度はアマゾンの書評やランキング、さらに管工事施工管理技士の合格までの過程を書いたブログなどをみれば分かります。

特に、アマゾンは星の数で評価が分かるので、判断しやすいでしょう。参考書や問題集を専門に作っている出版社から発行された、歴史のある参考書が人気を得やすい傾向にあります。しかし、人気の参考書を選べばよいというわけではありません。
参考書が分かりやすいかどうかは、個人差があるのです。ですから、参考書を選ぶ際は実際に書店に行って内容を確認してから選びましょう。また、職場で資格を取得した方がいる場合は、参考書を見せてもらってもよいですね。

3-2.参考書のほかに必要なものは?

管工事施工管理技士を独学で勉強する場合は、参考書のほかに過去問題集が必要です。参考書で勉強し、過去問題集で知識が本当に身についているか確認しましょう。1回目で問題が解けなくても、2回、3回とくりかえせば解けるようになります。管工事施工管理技士の受験者は実務経験のある方ばかりですから、参考書の内容が全く分からないということはないでしょう。ただし、実地の記述式でつまずくという方も少なくありません。

3-3.独学で勉強することのデメリットは?

独学で勉強をする場合の問題は大きく分けてふたつあります。ひとつは、理解できない内容にぶつかったとき。そしてもうひとつはモチベーションの保ち方です。多くの型が受験する資格試験の場合、合格の体験記や合格方法などのサイトを作っている方も少なくありません。
それを参考にして勉強したという方もいるでしょう。

また、同じ資格を目指す方が集まって情報交換をするサイトなどもあります。しかし、管工事施工管理技士の受験者は決して多くはないでしょう。ですから、分からないことが出てきた場合解決できずにそこで挫折してしまう方もいます。

管工事施工管理技士の受験者のほとんどが、仕事をしながら勉強をしているでしょう。受験資格を得られるまで実務経験を積んだ方ならば、ある程度ベテランの域に達している方も少なくありません。仕事が忙しければ勉強をする暇もなく、挫折してしまうという人もいます。

自分に合った参考書を選ぶことが大切なんですね。
はい。自分の目で見て確かめましょう。

おわりに

今回は、管工事施工管理技士の参考書の選び方についてご紹介しました。管工事施工管理技士の参考書は、ある程度知識のある方向けの編集をされているものが多いです。しかし、いくら実務経験があるからといって施工管理に関する法律などの知識が豊富というわけではありません。特に、学校の専門課程を卒業していない方は、ハードルが高いでしょう。

また、マークシート方式ならば分からない問題はカンで解くという人もいます。しかし、施工管理技士の実地試験は記述問題です。参考書でしっかりと勉強していないと実地試験が合格できません。施工管理技士で実地試験の合格率が低いのは、そのためです。ですから、分かりやすい参考書を選ぶことが合格への第一歩になるでしょう。

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