消防設備士で夢の独立開業も! 資格取得を目指すための4項目を紹介

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消防設備士の資格を持っていると独立開業も可能だということをご存じでしたか? この資格があれば消防設備会社や建設会社などで働くことができ、勤め先によって収入が大きく変わります。ただし、独立すればその年収は急激に増加すると言われているのです。キャリアアップするためにも、独立を検討する人も少なくありません。もちろん、この資格を持っていれば誰でも独立できるというわけではなく、いくつかの条件を知っておく必要があるでしょう。この記事では、消防設備士の独立について、そのメリットや流れ、資格取得のための勉強方法などをまとめて解説しています。

  1. 消防設備士としての独立
  2. 独立までの流れ
  3. 消防設備士の資格と試験、勉強法について
  4. 消防設備士の独立に関するよくある質問

この記事を読むことで、消防設備士という資格の魅力についてわかります。将来の安定のためにも、独立を目指す人はぜひ参考にしてみてください。


1.消防設備士としての独立

まずは、消防設備士と独立についてまとめてみました。独立のメリットやデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

1-1.消防設備士は独立できるのか?

消防設備士とは、公共施設やオフィスなどにおいて消防設備の工事や整備を行う資格です。消防設備は取り付け後も定期的な点検や整備が義務づけられているため、取得しておくと幅広く活躍できるでしょう。仕事が得やすいこともあり、独立開業する人も少なくありません。独立しても長期にわたって安定した収入が望めるため「会社勤めをしたくない」「自分で仕事量を調整したい」という人には、独立がおすすめです。

1-2.独立のメリット・デメリット

資格を持っていても、勤め先によって収入は異なります。独立するとキャリアアップだけでなく年収アップも望むことができるでしょう。また、消防設備士は体力的にも大変な仕事です。勤め先によっては泊まり勤務などもあるため「給料に見合っていない」と感じる人も多いでしょう。しかし、独立すればある程度の仕事量を自分で調整することができます。そういったことにメリットを感じ、独立を目指す人も少なくないでしょう。もちろん「社会保障がない」「仕事が得られるか不安」というデメリットはありますが、軌道にのれば一生安泰な仕事と言えます。

2.独立までの流れ

では、独立までの流れをご紹介しましょう。必要条件や準備にはどのようなものがあるのでしょうか。

2-1.独立するための必要条件

消防設備士には「甲種」と「乙種」という2種類の免許状があり、工事ができる設備が異なります。甲種消防設備士は工事や整備、点検を、乙種消防設備士は整備や点検を行うことができるため、独立開業のためには甲種を取得しておくのがおすすめです。乙種の試験は誰でも受験することが可能ですが、甲種は大学や専門学校で専門の学科を卒業していることなどが受験の必要条件になります。

2-2.独立までの流れ

消防設備士は国家試験です。独立を考える前に、まずは試験に合格することが必要になります。消防設備士の資格は、消防試験研究センターが主催する「消防設備士試験」に合格することで取得可能です。資格を取得した後は、まずその資格を活(い)かすことができる職場で実務経験を積み、十分な準備を整えてから独立を検討することをおすすめします。

2-3.そのほか必要な準備

まずは、試験がいつどこで行われているのか把握しましょう。詳細は次項でご紹介します。そして、試験合格のための対策を始めてください。消防設備士の資格試験は難易度が高いことで知られていますが、確実に合格できるようにしっかりと準備をしておきましょう。

2-4.注意点

特に甲種は受験資格に制限があるため、資格保有者の数が少ないです。甲種取得者限定で採用している企業もあるため、積極的に取得を目指してみましょう。また、消防設備士は独立して成功するのが難しい仕事と言われています。しっかりとした経験を積むことが絶対条件になるため、必要なノウハウをしっかりと勉強しておきましょう。

3.消防設備士の資格と試験、勉強法について

消防設備士の資格試験に関する情報とおすすめの勉強法をまとめてご紹介します。

3-1.受験資格は?

前述したとおり、乙種は受験資格の指定がありません。学歴や実務経験は関係なく、誰でも受験することが可能です。一方、甲種は大学や短期大学、高等専門学校で機械、電気、工業化学、土木、建築に関する学課をおさめた者に受験資格があります。そのほかにも、電気工事士や建築士などの国家資格を取得していると受験することが可能です。また、乙種の資格を取得したのち、2年以上の実務経験がある場合も、甲種の受験資格を得ることができます。

3-2.試験概要

消防設備士の資格試験について概要をご紹介します。申し込みや試験地、費用などをまとめてみました。

3-2-1.申し込み方法

試験の申し込みは書面申請と電子申請で受け付けています。試験日の2か月ほど前から受け付けているため「一般財団法人消防試験研究センター」のホームページをチェックしてみてください。

3-2-2.試験日

試験は全国各地で開催されています。試験日は都道府県によって異なるため、自分が受けたい地域の会場と試験日を調べておいてください。1年に1~数回開催されています。

3-2-3.試験地

各都道府県に試験会場が設置されているため、ホームページからチェックしてみましょう。土曜日か日曜日に開催されることが多く、タイミングが合わないなら近隣の都道府県で受験することもできます。

3-2-4.費用

試験を受けるためには検定料として手数料が発生します。手数料は甲種が5,000円、乙種が3,400円です。郵便局の窓口からの支払いになるため、忘れないようにしましょう。また、電子申請の場合はATMからの支払いも可能になります。詳しく確認しておいてください。

3-3.試験内容

乙種は「消防関係法令」「基礎知識」「構造・機能・設備」の筆記試験に加えて「鑑別」の実技試験が出題されます。一方の甲種は、筆記試験のほかに「鑑別」と「製図」の実技試験があるため、覚えておきましょう。また、甲種特類ではさらに筆記試験の内容が増えます。

3-4.難易度と合格率

合格率は種類によって差があります。甲種が30%前後、乙種が40%前後となっているため、甲種の方が難易度は若干高いと言えるでしょう。10人に6~7人は落ちる計算になるため、勉強せずに受ける試験ではありません。科目ごとに40%以上、かつ全体の60%以上の成績をおさめ、さらに実技試験で60%以上の成績をおさめれば合格です。電気工事士や電気主任技術者などを持っていると筆記試験の一部が免除になります。しかし、免除科目が多くなると一問あたりの比重が大きくなってしまうため、得意な科目はあえて免除しない方がよい場合もあるでしょう。

3-5.問い合わせ先

消防設備士の試験についての詳細は「一般財団法人消防試験研究センター」のホームページを参照してください。試験に関する基本的な情報はすべて記載されています。

4.消防設備士の独立に関するよくある質問

「消防設備士の独立について知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめてみました。

4-1.消防設備士試験は日本以外の国籍でも資格を取得できますか?

A.消防設備士は国籍に関係なく取得できる資格です。そのほかの受験資格については制限があるものもあるため、確認しておいてください。

4-2.試験にはどのくらいの時間がかかりますか?

A.甲種は3時間15分、乙種は1時間45分になります。また、甲種特類の試験時間は2時間45分です。試験開始から35分経過すれば途中退室できます。

4-3.消防設備士の資格を取得するとどのようなメリットがありますか?

A.消防設備士の資格は就職や転職に有利なだけでなく、全国どこでも通用する資格です。ニーズも非常に高くなっています。この資格を取得することで「防火管理技能者」や「消防設備点検資格者」などの受験資格を得ることも可能です。

4-4.実技試験は難しいですか?

A.電気工事士の試験のように工具を作って組み立てるわけではないため、そう難しくはないでしょう。ただし、類によって合格率にはバラつきがあるため、確実に準備しておくことをおすすめします。

4-5.SATの通信講座にはどのようなメリットがありますか?

A.最も大きなメリットは「場所を選ばずどこでも学習できる」という点でしょう。e-ラーニングによりパソコンやスマホを使っていつでも動画教材を利用できるため、忙しくてスクールに通うことができない人でも安心です。また、最新の教材を比較的安価で利用できるというメリットもあります。

まとめ

消防設備士の独立に関する情報をまとめてご紹介しました。さまざまな現場で活躍できる資格である消防設備士。取得しておくことでいずれ独立して成功することも十分可能です。就職や転職の際にも確実に役立つ資格になるでしょう。しかし、その取得は簡単なものではありません。難易度が高めの試験であるため、自分に合った勉強法で効率的にすすめていく必要があるでしょう。まずは、試験の詳細を把握し、どうすれば自分にとってベストな勉強ができるのか考えてみてください。

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