ビルメンに必要な道具について解説! こんな道具をそろえておくと便利!

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア

ビルメンとは、ビルメンテナンス業務の略です。利用者がビルを安全で衛生的に利用できるよう、設備の保守や点検・管理等を行います。常に一定の需要があり、幅広い年齢の人が働いている業種です。他業種から転職したいと思っている人もいるでしょう。ビルメンの仕事には、さまざまな道具・工具を使用します。

今回は、ビルメンの仕事に必要な道具や、取得しておくと役立つ資格等を解説しましょう。

  1. ビルメンとはどんな仕事?
  2. ビルメンの仕事に必要な道具
  3. ビルメンに就くために必要な資格
  4. ビルメンや道具に関するよくある質問

この記事を読めば、ビルメンに転職するために、有利な資格も分かります。ビルメンの仕事に興味がある人は、ぜひ読んでみてください。


1.ビルメンとはどんな仕事?

前述したように、ビルメンとはビルメンテナンス業務の略称です。不特定多数が利用する規模の大きなビルや施設を、安全かつ衛生的に使用するには、設備機器や施設のメンテナンスが欠かせません。ビルメンというと、清掃業務や警備というイメージを持っている人もいるでしょう。それ以外にも電気設備や空調設備の保守点検、テナントとの折衝などもビルメンの一環です。

ビルメンはビルメンテナンス業務の略称なんですね。
ビルメンというと、清掃業務や警備というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、その他に電気設備や空調設備の保守点検、テナントとの折衝などもビルメンの一環です。

2.ビルメンの仕事に必要な道具

この項では、ビルメンの仕事に必要な道具や工具を紹介します。

2-1.自前の道具・工具が必要な理由

前述したように、ビルメンの仕事には設備機器の保守・点検があります。大型のものや高価な道具や工具は、職場で用意してくれるでしょう。その一方で、毎日使う道具は自分好みのものを持ちたい、という人もいると思います。毎日使う工具や道具は、高くても数千円です。職場によっては購入費用に補助が出るところもあるでしょう。

2-2.仕事に必要な道具・工具

ビルメンの仕事はさまざまですが、どんな仕事でも必要になる可能性が高いのが、懐中電灯とドライバーです。懐中電灯はLEDのものを使うと長持ちします。ビルメンの重要な仕事の1つが点検です。点検は、暗い場所で行うことも珍しくありません。計器がはっきり見えるような明るさのものを用意しましょう。ドライバーはプラスとマイナスの両方が必要です。いろいろなサイズがつけかえられる、ドライバーセットを持っていてもいいでしょう。

2-3.あると便利な道具・工具

モンキーレンチ・検電器・寝袋などをそろえると、何かと便利です。特に、電気設備の保守・点検を行っている場合、検電器があると、感電事故を防ぐこともできるでしょう。モンキーレンチがあれば、サイズ違いのボルトやナットがたくさんあっても大丈夫です。また、ビルメン業務には夜勤もあります。仮眠室が用意されている職場もありますが、寝袋があればより快適に眠ることができるでしょう。

大型のものや高価な道具や工具は、職場で用意してもらえるんですね。
毎日使う道具は自分好みのものを持ちたいという場合でも高くて数千円でしょう。

3.ビルメンに就くために必要な資格

この項では、ビルメン業務をするために必要な資格を紹介します。

3-1.ビルメンに資格が必要な理由

ビルの設備機器の中には、取り扱い・保守・点検・工事に資格が必要なものもあります。電気やボイラー・冷凍機械(空調設備)などが代表例です。これらを取り扱うことができる資格を取得しておけば、昇給や昇進だけでなく、転職にも有利でしょう。無資格ではビルメンに絶対になれないというわけではありませんが、資格を取得しておけば仕事の幅も広がります。

3-2.ビルメン4点セット

ビルメン4点セットとは、ビルメンに就くならばぜひ取得しておきたい以下の資格です。

  • 第二種電気工事士:一般住宅・店舗などにある600V以下で受電する設備の工事を行うことができる
  • 危険物取扱者乙種4類:灯油・ガソリンなど、引火性液体の取り扱いや保安監督業務を行える
  • 第三種冷凍機械責任者:冷凍機械(業務用空調設備含む)の保安管理ができる
  • 二級ボイラー技士:ボイラーの取り扱いができる

この中でも、第二種電気工事士や第三種冷凍機械責任者の有資格者を求めている、という職場は多いでしょう。

3-3.ビルメン三種の神器について

ビルメン三種の神器とは、以下の資格です。

  • 建築物環境衛生管理主任技術者(ビル管理士)
  • 第三種電気主任技術者(電験三種)
  • エネルギー管理士

建築物環境衛生管理主任技術者は、一定の床面積を持つ特定建築物では必ず選任が義務づけられています。第三種電気主任技術者を取得すれば、600V以上の受電設備など自家用電気工作物の保安監督業務が可能です。エネルギー管理士は、熱エネルギーや電力を一定以上消費する施設に選任が義務づけられています。つまり、いずれの資格も一定規模のビルや施設には、選任が必要です。そのため、ビルメン4点セットよりも需要が高く、取得も難しい資格なので、転職等にも大変有利でしょう。

ビルメン4点セットとビルメン三種の神器があるんですね。
第二種電気工事士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者、二級ボイラー技士の4つがビルメン4点セット。建築物環境衛生管理主任技術者、第三種電気主任技術者、エネルギー管理士がビルメン三種の神器です。

4.ビルメンや道具に関するよくある質問

Q.ビルメンに必要な道具は、必ず自前でそろえなくてはいけませんか?
A.職場によって異なるので、まずは指示を仰ぎましょう。

Q.道具はある程度の値段のものがおすすめですか?
A.特に高価なものは必要ありませんが、100円ショップのものはやめておきましょう。

Q.ビルメンに必要な資格は、働きながら取得しても大丈夫ですか?
A.はい。ビルメン三種の神器は働きながら取得する人も多いでしょう。

Q.ビルメンは、何歳くらいまで働くことはできますか?
A.仕事の内容によっては、定年を超えて70代、80代まで働けるものもあるでしょう。

Q.ビルメンは女性でも就くことができますか?
A.はい。女性が主な使用者という施設では、ビルメンも女性が求められています。将来、ますます活躍の幅が広がることでしょう。

なるほど。これでビルメンや道具に疑問に思っていたことがわかりました。
ビルメンの仕事に興味がある人は、今回ご紹介した情報を活用してくださいね。

5.おわりに

今回はビルメンに必要な道具や、ビルメンになるために取得しておくと有利な資格について解説しました。すべての道具を自前で用意する必要はありませんが、毎日使う道具は自前のほうが便利でしょう。

建築業界での転職を考えている方必見!

建設業界に精通した転職エージェント『RSG』

年収1.2〜1.5倍のキャリアアップ転職!

あなたは現在の収入、労働環境に満足していますか?
設計・施工管理から不動産開発まで、業界トップクラスの知識を持つキャリアコンサルタントがあなたの希望とスキルに見合った厳選求人を紹介します。

RSGのポイントは、インターネット上には絶対に出てこない情報の質です。求人企業様の現場社員取材や、経営陣との情報交換を定期的に行っているため、新鮮な生の声・リアルな情報収集が可能です。

収入アップ率99.4%

※無理な勧誘はいたしませんのでご安心ください。